ご存知ですか?東京の小学生の8割が近視であると言うニュースが先日流れていました。それは太陽を浴びていないからではないか?とも、海外の論文で発表されています。
子どもが日光を浴びる事は、骨を丈夫にするビタミンDの生成や、健やかな成長を支える体内時計の調整に欠かせないからです。
過度な紫外線対策による「日光浴不足」は、子供の健康リスクを高める可能性があるとして、近年注目されています。大切な理由と、安全な選び方のポイントをまとめてみました。
日光が大切な3つの理由
- 骨を強くし病気を防ぐ
皮膚が紫外線を浴びることで、体内にビタミンDが作られます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の成長を促し、骨がってしまう「くる病」を予防します。
- 睡眠と心の安定を整える
朝に日光を浴びるメラトニンと言う物質に変わり、脳内で「セロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。これにより体内時計がリセットされ、夜に質の良い睡眠を取るためのメラトニンと言う物質に変わり、ぐっすり眠れるようになります。
- 近視の進行を抑える
近年の研究で、太陽光に含まれる成分(ヴァイオレットライト)が、子供の近視予防に効果的であることがわかってきています。
注意すべきポイントと目安時間
幼児の肌は大人よりデリケートなため、直射日光に当たりすぎるのは日焼けや将来の皮膚トラブルの原因になります。ガラスはビタミンデーを作る紫外線を遮ってしまうため屋外やベランダで浴びるのが効果的です。
- 夏の目安
日差しの強い時間を避けて、朝夕に10から15分程度。帽子や薄手の上着、日焼け止めを適度に使用してください。
- 冬の目安
日中の比較的暖かい時間帯に30分から1時間程度。
外で遊んだり、散歩をしたりする通常の生活をしていれば.必要な日光は十分に浴びることができます。
また一見暗らそうに見える建物の影や、木陰でも、屋外であれば室内に比べて近視予防に十分な照度(1000から3000ルクス以上)が確保できることが多いのです
このため必ずしも直射日光の下で過ごす必要があるわけではありません。
太陽との付き合い方はやりすぎれば日焼けのリスク、短い時間でも「本物の光」を浴びること、その積み重ねが大切です。