ベビースイミング通信VOI.24

この夏、家族で水族館に行ってみよう

 

子どもは楽しければ行動する、楽しくなければ行動しない。

これは子育てのあらゆる場面で生かすことができます。

この夏家族で水族館に行ってみましょう。

プールに来ると積極的に行動しないお子さんにも、お水大好きで、元気よく飛び込んだり、潜っているお子さんにもお勧めです。

1歳後半の孫を水族館に連れて行った時の事です。

大きな水槽の中で泳ぐ魚の姿にびっくりしていました。そして魚を追いかけるように水槽の前を行ったり来たりして、特に気に入った魚がいると、じっと立ち止まってよく見ていました。

「お水の中を楽しそうに泳いでいるね、どうやって泳いでいるのかな?」などと声をかけたりすると、興味深そうにじっと観察していました。

またイルカやシャチのショーを観戦すると、びっくりして「すごいジャンプだね」と言いながら熱心に見学していました。

 何日かした後、プールに入った途端「イルカになるよ」と言ってそれまであまり顔をつけて泳ぐことをしてなかった孫が.息を止め顔をつけて1人泳ぎを始めました。

今度はシャチになると言って飛び込みをしましたがそれがイルカの時とは違い水中立ちから、お腹を見せるようにジャンプしたのです。

イルカのジャンプと、シャチのジャンプの違いをしっかり見ていたのだなとびっくりしました。それからと言うものは、プールの中で潜ったりロールをしたり立ち立ち飛び込みをしたり、今まで挑戦しなかった教程を自ら進んで行い、楽しんでいました。

5歳下の弟も、2歳頃動物園のしろくまが、楽しそうに水中壁蹴りを何度もしている様子を見て、プールで物真似をしていました。

子どもの遊びは、模倣で学習することが、よくわかりました。

 

この話を、何人かの会員さんにお話ししたところ、同じようにお水に対する興味を持ちプール大好きになったと伺いました。

 

皆さんもぜひ機会がありましたら、動物園や水族館に行ってみてください。

結果を期待しないで、楽しんできてください。

 

3歳までの子育てで、本当に大切なのは勉強ではなく、五感を使った実体験です。

経験を通して頑張ろうと言う意欲、やり遂げるなどは「生きる力」を身に付けるために必要なことだと思います。

スマホで子守をさせずに、自然の中に連れ出し、体を充分使い親子で遊んでみてください。ただし今の季節は熱中症に気をつけてください。

未来に生きる子どもたちには、「生きる力」を身に付けさせてあげることが1番大切だと思います

 

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