ベビースイミング通信voI.23

トイレトレーニング

3歳児になってもトイレトレーニングができていないため、幼児コースに移行できないお子さんが多くなっています

2歳半ごろになると、親から自立したいと思う子どもの欲求があります。そのためにもトイレトレーニングが必要になります

ほっといて3歳になったらトイレトレーニングができると言うわけにはいきません

親子一緒になってトレーニングをしなければいけません

50年以上前にもなりますが3人の子どもを子育てした私の経験と、ベビースイミング指導の中でトイレトレーニングに成功したお話をさせていただきます。

3歳過ぎて便をしていることが分かっている場合でも、便はおむつの中でしかしないと言って、おむつが外れないと言う方が多くなっています。私の場合は便の方が簡単でした。

それは、離乳食が始まると母乳だけでは無く、他の食材が加わるので、便が硬くなってきます。そのため赤ちゃんの様子を見ていると息んでいるのがわかります。おむつを外しその場で赤ちゃんを後ろ向きに抱っこして、赤ちゃんの足の付け根をそれぞれ持って股を広げ屈み、一緒に「うむうむ」と息んであげます。(一緒に声を出すことが大切です)すると外したおむつの上にしてくれます。「気持ちがいいね」と言葉をかけてあげます。

1歳前後になるとつかまり立ち・歩行できる様にもなります。遊んでいると急に静かになり、部屋の隅に行って「うむうむ」と息んでいます。すぐにオムツを外し、その場で用を済ませてあげます。

このようなわけですので便のほうは早く外れました

尿のほうは歩行ができ、春から夏にいきなりパンツです。トレーニング用の厚いパンツではなく普通の綿のパンツで良いのです。おもらしするとベタベタの不快感と水溜りになることが自分で確認出来ます。このおもらしを繰り返していく中で、トイレまで我慢して補助便座に座り用をたすことができるようになります。

親の掃除の手間をかけないようにする為、フローリングの部屋、外で遊ぶとき(パンツ・タオルを何枚か持参、濡れても良い靴など)お漏らししても良い環境の中で、パンツにしてあげましょう。お漏らしを繰り返していくうちに、トイレまでの我慢ができるようになってきます。この我慢が大切で゛心理的な我慢(抑制力)と膀胱の発達を促していきます

快適な紙おむつの普及で頻尿の子供たちが多くなっているとも言われています。膀胱に尿をため尿意を感じたら、トイレで一気に排尿する快感を味合わせてあげたいものです。

ベビースイミング(水泳)の後は利尿作用がありますので、トイレに連れて行き成功したお子さんが多いのです。

トイレトレーニング中は、失敗することが当たり前です。焦らず・諦めず・そして叱らないでください。

 

このトイレトレーニングの方法は、私の経験だけではなく[3歳までの子育てで本当に大切なこと30 }田真由美著  日本能率協会 マネジメントセンター]のポイント11トイレトレーニングに悩んだら試してみたいいきなりパンツ作戦 にも記載されています。

他にも子育てにとても参考になることがたくさん記載されていますのでご参考にして下さい。

 

 

 

 

 

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