ベビースイミング通信VOL.5

ベビースイミングの夢とロマン

 I.I.S.P(国際水泳プログラム研究所)の初代所長の故波多野勲氏は、「ベビースイミングは人類を救う」という大きな夢とロマンを持ち、宇宙空間・人類の発生・人類の進化を踏まえた、ベビースイミングの教程・カリキュラムを開発されました。

 「ベビースイミングは人類を救う」とはどんなこと?

 赤ちゃんは4〜5ヶ月になると寝返りをはじめます。

プールの中でもこの時期になると自然発生的に背浮から、クルクル 回り始めます。この様子を見て、これは何を意味するものか?

ドイツケルン大学のディエム教授、バーマイスター氏 オーストラリアのカーライルご夫妻等とディスカッションの結果、発想基盤の出来るこの時期に360°の視覚を得ることは、対立的発想から多面的発想の転換になり世界平和につながる可能性が高い?との見解になりました。未来に生きる多くの赤ちゃんの発想がまわりの立場を考える人格育成ができれば、世界平和の訪れもそんなに遠くではありません。

 愛し愛される人間育成は

  I.I.S.Pのベビースイミングの目的の一つですが、その要素の含まれている教程をご紹介します。

  【クロス飛び】

プールサイドに腰掛けママのクロスした手とつなぎ、ひねりながら入水し背浮きになる。

  【ロール】

背浮きからうつぶせにそしてまた仰向けに一回転をする。180°から360°前と後を一瞬にして見る。

ひねりという動作の中で行われる視覚の拡大により、対立的発想法から多面的発想へ、単一的なものの見方から多面的な見方が可能になることにより、コミュニケーション能力の向上や、発想体系に革命をもたらす可能性があります。また体全体の筋の収縮や伸展、関節の複雑な動きを覚えることにより、運動機能を高め、水の性質や水が体にどのようになじんでいくかを無意識に覚えることができ、将来の泳ぎの基本的な能力を養っておくのにも役立ちます。

すごいですね!!赤ちゃん達の将来が楽しみです。

人類未来への夢を持ち、ベビースイミングを楽しみましょう。

 

アーカイブ

上部へスクロール