ベビースイミングの世界へようこそ

ベビースイミングを楽しむこども 1970年代に日本にベビースイミングを導入、一般の人が、ゼロ歳からの赤ちゃん水泳をやって、物珍しい話題になっていたのもつかの間、、各メディアやインターネットで紹介され、 広く一般の方々に普及していきました。

このベビースイミングは、単なる思いつきや経験だけで行われたのではなく、世界中の多くの学者や専門家が研究を重ねた結果、 ベビースイミングが、赤ちゃんの発育や発達にとても良い影響があることが分かったからです。

風邪を引かなくなったとか、良く眠り、良く食べるようになった、などという自然な発育発達をより積極的に促す可能性が分かりました。

このサイトでは、ベビースイミングの目的や、ベビースイミングのQ&A、研修会のお知らせ、ベビースイミング協議会に登録している
クラブの紹介などをご案内します。

ベビースイミングはただのおけいこ事ではない!
ベビースイミングと感覚統合(Sensory Integration)の関係

私は、乳幼児水泳指導34年になりますが、年々、乳幼児水泳に
発達障害と思われる子供達の参加が目立ち始めてきました。

そこで、子ども達の心身の健康を求め色々と学びました。

そのうち一つで、感覚総合理論を構築したアメリカA/Jエアーズが「感覚の歪みやそれぞれの感覚どうしの統合に障害がある場合、子ども達の発達に大きな影響を及ぼす」と考える 「感覚統合」理論を知りました。

そこで、脳の可能性の高い時期のベビースイミングは「感覚統合」に貢献が出来るのではないかと考え、国際水泳プログラム研究会(IISP)が開発したカリキュラムを「感覚統合」理論から検討した結果・・・。

視線を合わせて「抱っこ」と「振り子」による水と皮膚との摩擦や圧迫刺激は、接触、視覚、前庭感覚などの人間形成の土台の第一ステップを習得し、さらに、水の抵抗を排除させるための 駆幹部の筋肉を使って能動的に全身を使って楽しく水中で泳ぐことは、内的欲求を満たして、第二ステップの「運動企画」能力を効果的に発達させるものと考えてました。

視線が合わない・多動・奇声を発する・言葉が出ないなどの学習障害の疑いのある子ども達が、ベビースイミングを楽しみながら親子の基本的信頼関係を築いていく過程で、それぞれの行動の 改善が見られ、適応能力が現れました。

また、私は、ご父母様と信頼関係が確認できた時点で、専門医を紹介しています。 不安を抱かせることの無いように注意を払い、ベビースイミング指導を通してグレーゾーンの子供達を黒にしてはいけないと取り組んでいます。

現在、日本の社会環境において、ベビースイミングは、全ての子供達の発達に必要不可欠なものであると考えております。

今後、ますます、医療・科学者などによりベビースイミングの効果が実証される事を期待しています。
赤ちゃんはなぜこんなに早く泳げるようになるのか?
赤ちゃんは生まれながらにして、水に順応する能力(I.S.M)を持っているからです。
I.S.Mについて現在知られていることは、
水中における重心の位置感覚
気管支における水と空気の識別の問題
水中の上下動に伴う頭や身体の角度の問題
水の流れに対する手足の動きや、フィットの仕方の問題
赤ちゃんは、生まれて来るまでお母さんのお腹の羊水の中で生活していることや、人類の発生的な見地で考えても、ごく自然なことで、陸上生活に慣れるまでには、誰もが持っている能力なのです。
お子様の発達についてお悩みの方は、下記のサイトをご検索ください。
日本感覚統合学会公式ホームページ
http://www.si-japan.net/
発達障がい支援センター
http://www.skill-t.org

ベビースイミングはどこでも同じ?

ベビースイミングを楽しむこども ベビースイミングは、スイミングクラブ・インストラクターの価値観によって、さまざまな方法で行っているのが実情です。
スイミングクラブを選ぶ時は、ご自身が何を求めているのかが大切になります。

お父さん、お母さんは赤ちゃんとどう接したいですか? インストラクターの皆さんは、赤ちゃんが笑顔で泳いでいる姿を見たくありませんか?

赤ちゃんは、自分のリズムを持っています。そして本能的に自分が、発達するために必要な行動を好みます。 お父さん、お母さんが、赤ちゃんのリズムを見つけ、優しい笑顔でゆっくりと話しかけると、水をバシャバシャと叩いたり、キックをしたり動き出します。 とても気持ちよさそうですよ。


私は、赤ちゃんもお母さんも笑顔で輝いている姿を見ていたい。そして、私も明るく笑って輝いていたい。

水は人間の心のふるさと、赤ちゃんが持っている水との調和能力を十分使い楽しみ、水の神秘さと不思議さを身体いっぱいに感じてもらいたい。

親と子が楽しみを共有し・共感し・感動して大きな愛を育み、自立への道を歩んで行くことを望んでいます。 「さあ!皆さん親と子が輝く、赤ちゃん主体のベビースイミングを一緒に楽しみませんか?」